お知らせ

この時期の肌トラブル

寒かった季節もあっという間、、、
すでに日差しは強く、日中の気温はどんどん上昇!
暑くなるにつれ、毛穴が気になり化粧ノリが悪くなる時期といわれます。

黒田鍼治療院の黒田です。

気温だけではななく特に熊本は、湿度も高くなることで蒸し暑さも増してしまいます。
お肌は湿度の影響を受けやすくこの時期のトラブルは多いのです!

特に今年はコロナの影響でマスクをしていることが多いため、例年よりお顔のスキントラブルは少なくないようです。

湿度、気温と高くなると汗をかきやすくなり、特に梅雨時は湿度が高いので肌が湿気より覆われ汗が蒸発しにくくなり、肌の表面に汗が、残りやすく皮脂は過剰に分泌されやすくなってしまいます。さらに暑さを感じれば当然エアコンを使い始めます。

このエアコンの乾燥は実は冬よりも深刻。
外で汗をかいた後に室内では真逆、空気は、はどんどん乾燥してしまいます。

室内乾燥にご注意

汗とともに肌の水分も一緒に蒸発させてしまい乾燥してしまいます。

さらにエアコンによる冷えも多く、冷え、血流の低下、外気温と室内での気温の差から生まれる自律神経の乱れもあり冷えからも乾燥を助長してしまいます。
クーラーのついたお部屋では加湿することが重要ですね。

乾燥するということはそれだけ身体の機能としては皮脂を分泌しようとしてしまいます。
すると毛穴が開きやすい状態になり、ファンデーションがうまくのらない、すぐに崩れる、ニキビが増えるといったお悩みが増えてしまいます。
そうなると皮脂が敵と思いますが、それは間違いです!
まず皮脂とは、外界からの異物が侵入するのを防いでくれています。
また肌内部の水分の蒸発も防いでくれているとても大切な存在なのです。

しかし紫外線や空気に触れてると酸化してしまい肌に悪影響を与えてしまうことも事実です。大事なのは皮脂の分泌は多くもなく少なくもない適量ということです。

最近はTゾーンは皮脂が多く、フェイスラインUゾーンは乾燥しているそして日により特に季節により肌の状態が変わる方が多くいらっしゃいます。
肌質でいうと「不安定肌」。季節の変わり目である春先から梅雨の時期は特に皮脂が過剰に分泌されがちになり、皮脂を好む常在菌が増殖してしまうこともあります。するとニキビになりやすい環境が整ってしまいます。

毛穴がなければなんて思いたくもなりますが、毛穴は人間の大事な臓器の一つ。毛穴は真皮から伸びる毛包管です。
皮膚の表面に開口したもので皮脂腺がついています。
皮脂の分泌が盛んになれば毛穴に皮脂がつまりやすくなるので毛穴トラブルに発展してしまうのです。

そこでやりがちな皮脂をごっそり落とす!しかし逆効果になってしまいます。
皮脂は汗とともに肌のバリア機能の役割を担っていますが肌は乾燥してしまうと肌のバリア機能の低下を補うために皮脂は過剰に分泌されてしまうのです。つまり乾燥するとどんどん皮脂が出てきてしまうのです。その為、強い洗浄力のものでお肌をゴシゴシ洗ったりすると肌のバリア機能を低下させてしまいます。
大事なのはやりすぎない適切なスキンケア。どうしてもこの季節ベタベタとして気持ち悪いのでゴシゴシ洗いたくなるかもしれませんが皮膚はとても繊細です。バリア機能を保持するためにも刺激を与えないように優しく洗いましょう。
しかしベタベタと気持ち悪いと思いますし皮脂が浮いてくると化粧も気になりますので日中はティッシュオフ程度にし、あぶら取り紙を頻繁に使うと逆に乾燥してしまい皮脂の過剰分泌の原因になりますので注意しましょう。
一日に何度も洗顔することもないように洗顔回数は肌の状態により異なりますがこの時期は寝ている間の皮脂の分泌もいつも以上に多いので朝洗顔をするほうが良いでしょう。
また、毛穴パックなどは皮膚が傷つき炎症を起こし必要な油まで取ってしまいます。
結果これも乾燥を招き結果皮脂の分泌を過剰にしてしまいます。


では注意したい洗顔法と生活習慣を確認しましょう。

洗顔方法・生活習慣